豚肉とアルコールがタブーです。

イスラム法に則った飲み物・食べ物のことです。 「これはハラルですか？」と聞かれた場合、「イスラム教徒が口にしてよいものですか？」という意味になります。

イスラム法で禁じられている飲み物や食べ物です。 主にアルコール、豚肉とそれに由来する食品（ラードなど）ですが、イスラム法に則った処理をしていない肉も含まれます。 例えば、日本における通常の処理法での和牛は、豚肉ではありませんがハラルではなく、ハラムになります。 （最近は、ハラルの和牛も登場しています。）

インド料理店にはハラルフードを提供しているところがあります。 生魚を食べられるイスラム教徒なら、お鮨や刺身を喜びます。魚が苦手な人でも天ぷらは食べられることが多いようです。 また、アラブ人はピザやサンドイッチが大好きですが、 ピザのトッピングのベーコン、サンドイッチのハムは豚肉ですので注意が必要です。 例えば、ビザならマルゲリータ、サンドイッチならツナやたまごでしたら食べられます。

毎年、イスラム歴で9番目にあたる月の約1カ月間、日の出から日没まで飲食を断ちます。太陽が出ている間は水すらも飲めません。 これにより、普段当たり前に口にしている水や食べ物への感謝を思い出し、貧しい人々への奉仕精神を養います。 イスラム歴は太陰暦なので、ラマダンのスタート日は毎年約11日早まります。 また、妊婦または授乳中の母親、重病の者、旅行者などはラマダンを免除されます。

「イード休暇」と「ハッジ休暇」があります。イードとはお祭りの意味で、年に２回あります。 ラマダン明けを祝うイード（お祭り）と、もう一つは、巡礼期間終了後のイード（犠牲祭）です。 ハッジとは巡礼のことで、イスラム教徒にとって生涯に一度でも聖地メッカを巡礼することは夢です。 イスラム歴１２番目にあたる月の８日から１０日が巡礼期間とされています。

1日に5回、メッカの方角に向かって行います。早朝、正午過ぎ、遅い午後、日没後、就寝前です。

男性が着ている白い服は「トーブ」といいます。トーブの裾が長いのは、男性は足を見せることが戒律で禁止されているためです。 そのため、現地では男性も半ズボンを穿くことは出来ません。 女性が着ている黒い服は「アバヤ」といいます。女性は顔以外の肌を見せることが戒律で禁止されています。

国によります。例えば、サウジアラビアではできません。UAEではできます。中東諸国は左ハンドルです。

イスラム教徒の女性を撮影することは基本的には禁止です。 ただ、アバヤ（とベール）を着用していれば、本人の許可を得た場合は撮影できることがあります。 軍事施設を撮影できないのは、他の地域と同じです。

イスラム教では金曜日が礼拝の日でお休みです。 このため、週末は金土か土日となります。

イスラム教では、利子を受け取ることは不労所得として禁止されています。 そのため、イスラム教の国には独自の金融システムがあります。

イスラム教では年に一度、財産の４０分の１を「ザカート（喜捨）」として貧しい人々に施すことが義務とされています。

サウジアラビアにはありません。訪問は商用ビザのみとなります。UAEに渡航する際、日本人はビザは不要です。

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