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空飛ぶタクシーの実用化を目指すJoby Aviationへ投資 | サウジアラビア・ドバイと日本をつなぐ〜ジャミール商事

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空飛ぶタクシーの実用化を目指すJoby Aviationへ投資

2020.02.3 - 本社

当社の本社であるアブドゥル・ラティフ・ジャミール社(Abdul Latif Jameel、以下、本社)の投資部門であるジャミール・インベストメント・マネジメント社(Jameel Investment Management CompanyJIMCO)は、アメリカのスタートアップ企業Joby Aviation(以下、Joby)への投資に参画したことを発表しました。Jobyは、シリーズCの資金調達で59000万ドル(650億円)を調達しました。

 今回のシリーズCは、本社の長年のビジネスパートナーであるトヨタ自動車株式会社の主導によるものであり、Baillie GiffordPARX GroupIntel Capital、Capricorn Investment Group JetBlue Technology Ventures8VC Toyota AI Ventures AME Cloud Venturesなどの企業も投資に加わりました。Jobyは、今回の投資により総額72000万ドル(792億円)の資金を調達し、電動垂直離着陸航空機(Electric Vertical Take-Off and LandingeVTOL)の開発を加速させます。

 本社は、モビリティー事業への投資を促進しており、今回の投資に至りました。これまでの本社による投資では、大きな進化を遂げているモビリティーを事業としているスタートアップ企業へのサポート、中東・北アフリカでの長年培ったビジネスのノウハウの提供、そしてグローバルなネットワークへのアクセスなど、付加価値のある投資家として多岐に渡る実績があります。

 本社の社長代理兼副会長であるハッサン・ジャミールは、「私たちは、Jobyへの投資を通して、中近東・北アフリカでの空飛ぶタクシーの実用化に向けて大きく前進していきます。まだ実用化には至っておりませんが、モビリティー社会の未来を大きく変革させる可能性を秘めています。サウジアラビアを含め中東・北アフリカ地域でゼロ・ミッションの空飛ぶタクシーを広めることにより、自動車産業の新しい変革の一任を担うことを大変嬉しく思います。環境のサステナビリティに基づいた日々の交通事情の改善は、私たちが全てのビジネスパートナーと共に実現しなければならないミッションです」と述べています。

 Jobyのエグゼクティブ・チェアマンであるポール・スキッラは、「シリーズCの資金調達において、アブドゥル・ラティフ・ジャミール社が投資に参画したことを非常に光栄に思います。モビリティー社会の未来において、非常に有益で意義のある投資実績になることと思います」とコメントを発表しています。

プレスリリース(英語)

 

<Joby Aviationについて>         

Joby Aviationは、CEOのジョーベン・ビバートにより2009年に創業され、カルフォルニア州のサンタクルーズ、サンタカルロス、マリーナにオフィスを構えています。スピーディーで静か、かつ利用しやすい空飛ぶタクシーサービスを可能にするため、電動垂直離着陸航空機の開発と実用化を目指しています。Jobyは、従来の車の移動より5倍の速さで目的地へ到着すること、都心の人口集中を軽減させること、そして持続可能な移動手段へのシフトを加速させることをミッションとして掲げています。詳細については、www.jobyaviation.com(英語)をご参照ください。

 

<アブドゥル・ラティフ・ジャミール社について>

アブドゥル・ラティフ・ジャミール社は、世界30か国以上でビジネスを展開する国際企業です。1945年にサウジアラビアで創設され、現在では、リビアンへの投資を含めた自動車事業やエネルギー事業など、幅広い分野で事業を展開しています。詳細については、http://www.alj.com(英語)をご参照ください。

 

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