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J-PALの研究者、ノーベル経済学賞を受賞

2019.10.15 - 本社

10月14日に、エスター・デュフロ、アビジット・バナジーとマイケル・クレーマーは、貧困撲滅のための実用的なアプローチの研究が評価され、2019年ノーベル経済学賞を受賞しました。エスターとアビジットは、マサチューセッツ工科大学(MIT)に創設されているアブドゥル・ラティフ・ジャミール・貧困アクションラボ(J-PAL)の共同創設者であり、マイケルは、J-PALで長く研究をしています。

世界的に展開している社会貢献活動組織であるコミュニティ・ジャミールは、2005年からパートナーとしてJ-PAL を支えています。J-PALは、人々の健康や教育、若年層の雇用機会、経済的な問題に関する事象を、ランダム化比較検証*によるエビデンスに基づき、貧困問題の根本的な解決策を見出す研究をし、その研究に基づいた政策の提言を行っています。

コミュニティ・ジャミールは人々の生活、芸術、教育、医療、環境の分野で、社会貢献活動に積極的に取り組んでいます。今後も、コミュニティ・ジャミールは、より良い未来を創出すべく、活動していきます。

*ランダム化比較検証とは、あるプログラムの参加者と非参加者をランダムに2つのグループに分けて行う実験であり、成果を比較することで政策の効果を測ります。ランダム化比較検証によるプログラム評価は、開発途上国における貧困削減プログラムを中心に、近年急速に活用されています。

 

 

 

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